計測コードの設置とデータの表示を確認する
既存サイトの設置先と、公開・プレビュー・書き出しの違いを確認し、タグ、通信、分析結果の順に検証します。
再現できる確認条件を用意する
対象の Profile、サイト、最終的に利用者が開くURLを確認します。サイトやタグ管理を変更できる担当者を決め、別サイトのタグで代用しないでください。すでにタグが入っている場合は、追加する前に既存の Profile と設置方法を確認します。
テスト日時とタイムゾーン、端末、ブラウザー、URL、実行する動作を記録します。まず1ページを開くテストから始めます。同意が必要なサイトでは通常の同意手続きを行い、テスト訪問がIPやユーザーエージェントの除外対象ではないことを確認します。
公開・プレビュー・書き出しを区別する
| 対象 | 確認すること |
|---|---|
| 既存の外部サイト | 対象 Profile の基本タグをサイト側に設置します。下の共通設置手順を使います。 |
| Ptengine AI から自社ドメインへ公開するページ | 公開処理で計測タグが組み込まれます。公開後のURLで確認し、同じタグを手動で重ねて追加しません。 |
| 編集・生成中のプレビュー | 本番の基本タグを組み込む公開処理とは異なります。プレビューだけで本番計測の成否を判定しません。 |
| HTML書き出し | 計測を含める設定を有効にするとタグが含まれます。無効の場合は、書き出し処理による計測タグは追加されません。公開先に既存タグがある場合も含め、配信後のHTMLを確認します。 |
公開先の準備は自社サイトへの公開、書き出しの操作はHTMLの書き出しを参照してください。ページに独自の Head/Body スクリプトを設定することと、Ptengine の基本タグの設置は別の設定です。
既存サイトに基本タグを設置する
この節は従来の Ptengine 画面を使う共通設置手順です。Ptengine AI のアセット画面でタグを探す手順ではありません。
- 従来の Ptengine で対象サイトを開き、「実装」、またはサイト名の横の歯車から「基本設定とタグ取得」を開きます。
- 対象サイトの基本タグをコピーします。公式の基本タグ設置ガイド(従来の画面)で対象とコードを照合します。
- 通常のHTMLサイトでは計測対象ページの head 内に貼り付け、変更を保存してサイトへ反映します。共通テンプレートを使う場合は必要なページに出力されることを確認します。
- GTMならGTM設置ガイドに沿ってカスタムHTMLタグ、対象ページのトリガーを設定し、コンテナを公開します。WordPressならWordPress設置ガイドで現在のテーマに合う方法を選びます。
- 実際の公開URLを開き、以下のタグ・通信・分析結果の三段階を確認します。
これらのリンクは従来の Ptengine の日本語ガイドです。画面や設置権限が異なる場合はサイト管理担当に依頼します。Shopifyへのタグ設置はこのHTML直貼り手順の対象外です。Ptengine AI のページをShopifyへ送る操作とも区別してください。
第一段階:対象ページにコードがあるか
- 用意した公開URLをブラウザーで開き、開発者ツールの Network を開いて再読み込みします。
- コピーした基本タグに含まれる Profile ID を控え、その ID の
.jsリクエストを探します。例えばhttps://js.ptengine.jp/<Profile ID>.jsという形式です。地域・環境で配信ホストが異なるため、実際に取得したタグを基準にします。 - IDが対象 Profile と一致し、スクリプトが取得できていることを確認します。GTMを使う場合は、対象ページでタグが発火し、コンテナが公開済みかも確認します。
Ptengine AI のヒートマップを開く際にタグ未設置の案内が出る場合も、手動設置、GTMの発火条件、ブラウザーの広告ブロックを切り分けます。自動検出の結果だけでデータの送信や反映まで確認したとは判断しません。
第二段階:アクセス時の通信が成功するか
- Network の記録を残したままページを再読み込みし、
collectで絞り込みます。通常の計測送信は/collectへの POST で、URLにtraceIdが含まれます。配信環境によりホストは異なります。 - そのリクエストを開き、Payload の
profileIdが対象 Profile と一致するか確認します。スクリプトの取得成功と、この計測送信は別のリクエストです。 - 送信がブロックされていないか、エラー状態になっていないかを確認します。失敗時はURL、発生時刻、状態、必要なら traceId を技術担当へ伝えます。Payload全体には識別情報が含まれるため、そのまま共有しません。
コードがあっても送信がなければ、同意、GTMの発火条件、拡張機能、ブラウザーのコンソールエラーを確認します。任意の成功通信やスクリプトの 200 応答だけでは計測送信の成功とはいえません。送信を確認したら次の分析結果の確認へ進みます。
第三段階:同じ範囲のレポートで確認する
- Ptengine AI で同じ Profile の Insight を開きます。
- @ から対象ページを選び、テストを含む期間とタイムゾーンを明示して「このページのPVを確認し、対象URL・期間・端末条件を示してください」と尋ねます。不要な絞り込みは外します。@ の候補に出ない場合は公開URLを直接記載し、その期間にデータがあるかを尋ねます。候補がないことだけで設置失敗とは判断しません。
- 回答が実際のデータを参照しているか、URLと期間がテストに一致するかを確認します。必要ならページ分析の詳細へ進み、同じ条件で見直します。
確認記録の例は「対象 Profile のタグが取得できた」「同じ profileId の collect 送信にエラーがない」「同じ公開URLを含む期間の分析結果にPVがある」の三点です。他の訪問が混ざるため、PVが見えるだけで自分の一回を特定したことにはなりません。送信は確認できるのにデータがない場合は、固定の反映時間を決めつけず、条件と通信記録を添えて問い合わせます。
根拠で切り分け、むやみに再設置しない
| 状態 | 先に確認する点 |
|---|---|
| Profile ID のスクリプトがない | 公開先、テンプレート、GTMの公開・発火条件 |
| スクリプトはあるが collect 送信がない | 同意、実行エラー、ブラウザーのブロック |
| collect がエラー | 通信先、ネットワーク、エラー状態と時刻 |
| 送信できるがデータが見えない | Profile、公開URL、期間、端末、除外・絞り込み |
内部アクセスやボットの除外は、従来の Ptengine のIP除外・ユーザーエージェント除外ガイドを参考に管理担当と確認します。これらを Ptengine AI に同名の設定画面があるという意味で使わないでください。根拠なくタグを追加せず、一つの条件を直すごとに三段階を確認します。
確認し直せる情報を共有する
協力を依頼するときは、URL、時刻とタイムゾーン、操作、サイト範囲、レポートの条件、通信の成功・エラー状態を伝えます。認証情報、会話全体、不要な個人情報は共有画像に含めず、調査に必要な情報に絞ります。
修正後は同じ条件で再確認します。一回成功しても全ページを確認したことにはなりません。テンプレート、ドメイン、端末版が複数ある場合は、今回必要な範囲を確認してから行動の比較を始めます。